運動しているのに痩せない人が見落としやすい“日常活動量”とは?

「週に1〜2回は運動しているのに、なかなか体重が減らない…」

そんな経験はありませんか?

体重の変化には食事や睡眠、ストレスなどさまざまな要因が関係しています。

その中でも、意外と見落とされやすいのが「日常活動量」です。

ジムに通ったりウォーキングをしたりしていても、それ以外の時間をほとんど座って過ごしていると、思ったほど消費カロリーが増えていない場合があります。

今回は、ダイエットや健康づくりで知っておきたい「日常活動量」について解説します。

日常活動量とは?

運動以外で体を動かしている量のこと

日常活動量とは、運動以外で体を動かしている量のことです。

例えば、

  • 通勤で歩く
  • 買い物に行く
  • 掃除をする
  • 洗濯をする
  • 階段を使う
  • 子どもや孫と遊ぶ

こうした日常生活の中での動きも、エネルギーを消費しています。

特別な運動ではありませんが、毎日の積み重ねによって意外と大きな差になる部分です。

運動だけが消費カロリーではない

例えば週に2回、1時間ずつ運動しているとします。

運動習慣としては十分立派ですが、1週間は168時間あります。

運動している時間はそのうちの2時間です。

残りの時間をどのように過ごしているかによって、1週間全体の活動量は大きく変わります。

ダイエットというと運動ばかりに目が向きがちですが、実際には普段の生活の動きも大切な要素です。

なぜ日常活動量が少ないと痩せにくいのか?

座っている時間が長くなりやすい

最近は便利な環境が増え、体を動かさなくても生活できる場面が多くなっています。

  • デスクワーク
  • 車移動
  • スマートフォン
  • テレビ視聴

気づけば何時間も座りっぱなしだった、という方もいるのではないでしょうか。

1回あたりの差は小さくても、それが毎日続くと活動量には大きな違いが生まれます。

運動したことで安心してしまう場合もある

これは決して悪いことではありません。

ただ、こんな流れは意外とよくあります。

朝にジムへ行った。

「今日は頑張ったし、あとはゆっくりしよう」

その結果、残りの時間をほとんど座って過ごしていた。

運動自体は素晴らしい習慣ですが、他の時間の活動量が大きく減ると、思ったほど消費カロリーが増えていないこともあります。

実際によくあるケース

週2回ジムに通っているが座り仕事が中心

仕事中はほぼパソコン作業。

通勤も車や電車が中心で、歩く時間はほとんどない。

ジムには通っているものの、1日全体で見ると活動量はあまり多くないケースです。

ウォーキングはしているが休日は家で過ごすことが多い

毎日30分歩く習慣があっても、休日はソファでテレビを見たり動画を見たりして長時間過ごしている。

こうした生活では、思ったほど活動量が伸びないことがあります。

運動後に疲れて動かなくなる

頑張って運動した反動で、その後はほとんど動かなくなるケースです。

本人はしっかり努力しているのですが、1日全体で見ると活動量がそれほど増えていない場合もあります。

日常活動量を増やす具体的な方法

①まずは歩数を確認する

最初におすすめなのは現状把握です。

スマートフォンやスマートウォッチで、普段どれくらい歩いているか確認してみましょう。

数字で見ると、自分が思っていたより歩いていなかったり、逆によく歩いていたりすることがあります。

②階段を使う機会を増やす

毎回である必要はありません。

例えば1階分だけ階段を使うだけでも十分です。

小さな積み重ねですが、日常活動量を増やすきっかけになります。

③30〜60分に1回は立ち上がる

長時間座り続けるよりも、こまめに体を動かす方が活動量は増えます。

  • 水を取りに行く
  • トイレへ行く
  • 軽くストレッチをする

これだけでも体を動かす機会になります。

④買い物や散歩を活用する

「運動しなければ」と考えるとハードルが高くなります。

まずは少し歩く機会を増やすくらいで十分です。

遠回りして帰る、近所を少し歩くなど、できることから始めてみましょう。

⑤家事も立派な活動

掃除や洗濯、片付けも体を動かしています。

特別な運動だけが健康づくりではありません。

普段の生活の中で動くことも、健康づくりの大切な一部です。

だからといって運動が無意味なわけではありません

ここまで日常活動量についてお伝えしてきましたが、もちろん運動も大切です。

運動には、

  • 筋力を維持する
  • 体力を向上させる
  • 健康維持につなげる
  • 動きやすい体づくりを目指す

といった役割があります。

大切なのは、「運動だけ」「日常活動量だけ」と考えないことです。

運動と日常活動量の両方に目を向けることで、より効率よく健康づくりを進めやすくなります。

まとめ

運動しているのに痩せない場合、運動以外の時間に目を向けてみるのも一つの方法です。

特別なことを始めなくても、

  • 少し歩く
  • 少し立つ
  • 少し動く

こうした行動の積み重ねが活動量の差につながります。

まずは普段の生活を振り返り、自分がどれくらい体を動かしているか確認するところから始めてみてはいかがでしょうか。

ヴィスティでは、トレーニングだけでなく普段の生活習慣も含めて、無理のない健康づくりをご提案しています。

「運動はしているのに思ったような変化が出ない」「何を見直せば良いかわからない」という方は、お気軽にご相談ください。